プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスがパリーグ初制覇を達成した。
プロ野球の球団がみちのく仙台に本拠地を構えたのは大歓迎だったが、あまりの弱小球団に辛く悔しい思いを何度したことだろうか。
エース岩隈でやっとの思いで1勝した後、3連敗、救援陣を総動員して辛うじて勝ったと思ったら又4連敗、マー君が好投しても打線の援護がなくてまた連敗。
苦節9年、わが楽天球団は田中マー君という数十年に一人出るか出ないかと言われる大投手を擁して、又、本物の大リーガー補強して、何よりも勝つことに貪欲な名指揮官のもとに総力を結集して優勝を成し遂げたのである。
東北地方とりわけ宮城、岩手、福島の3県は東日本大震災でまさに壊滅的大被害を受けたのです。
女川町を例にとれば人口10014人の中で827人の尊い人命を失い、住居、店舗、工場等建物6500戸のうち73%にあたる4750戸が半壊もしくは全壊と言う甚大な被害である。
大震災以来2年7ケ月経過した現在でも住民の半数近くが不自由な仮設住宅暮らしをせざるを得ない過酷な現況である。
被災家屋2800戸のうち自立再建できたのは未だ2割程度であり、自立再建者の8割が町外転出と言う現実は被災地に住むものとしてはあまりにも厳しすぎる現実である。
その辛く厳しい現実の中で今回の楽天の優勝は被災地で頑張る人達に計り知れない勇気と感動を与えたのです。
ある人は今の仮設住宅の中でビールを飲みながら楽天のテレビ観戦をするのが唯一最高の楽しみだと言い、又ある人は生活費を切り詰めて仙台のクリスタに行くのが人生の生きがいだと明るく語っていた。
明日からいよいよ日本シリーズ、相手は球界の盟主と言われるあの巨人である。
人気も金力も群を抜き、投打のバランスがとれ、昨年に続く連覇を狙う強豪は相手にとって不足はない。
強いチームが勝つのではなく勝ったチームが真に強いのである。
わが楽天にも勝つチャンスは十分にあるはずだ。
古い話で恐縮だが昔絶対不利と言われ、1勝できれば最高と言われた大洋が大毎を4タテした例、野村ヤクルトの頭脳がパリーグの強豪を撃沈した例等、事前の予想を覆した例は枚挙にいとまがない。
まして交流戦の実績でも実力のパは証明済みである。
ドラフトで5チームが競合した高校ナンバー1投手の松井裕樹を引き当てた楽天の運の強さもある。
ドラフトで楽天から指名された選手の多くが”強いチームに指名されて光栄です”と言うのを聞いて、過っての弱小の頃と比較し隔世の感であり面映ゆく率直に嬉しい。
明日からの日本シリーズ、楽天は被災地住民の熱烈な応援の後押しを受けながら、大巨人を倒して常勝軍団へ変身する初年度となるのである。
巨人何するものぞ!田中、則本で連勝し、東京ドームになだれ込む!
頑張れ頑張れ楽天!

 



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