2013.12.30 明日は大晦日
いよいよ年の瀬、明日は大晦日である。
アベノミクスの勢いは円安株高をもたらし経済の活性化に繋がってるはずだが、私達の周りでその恩恵にあずかっている人にお目にかかれないのは残念である。
師走に入り東京都知事の猪瀬さんがついに辞任に追い込まれた。
2020年東京オリンピック招致の最大の功労者として飛ぶ鳥落とす勢いだっただけに、人生一寸先は闇。
猪瀬さんは短期間に将に天国から奈落の底に突き落とされた感じであろうか。
東日本大震災の折、女川町で発生した膨大な量のガレキのうち、10万トンをを即決で引き受けてくれたのが他ならぬ東京であり、当時の石原知事と共に積極的に対策を講じてくれたのが猪瀬さんだったらしい。
私達は瓦礫の山を前にして呆然と立ち尽くしているどん底の時に、快く救いの手を差し伸べてくれた東京都の恩義を生涯忘れる事はありません。                                      そういった面では猪瀬さんの辞任は残念だが、5000万円の借用(?)は論外であり信頼を失ったリーダーではオリンピックの準備だけでなく我が国の首都の政治は任せられないから辞任は必定だろう。
あれだけ舌鋒鋭い人が守勢に回った時、意外に脆いものだということも再認識した。
要するにどんなに頭が良く弁舌に優れた人でも、物事の芯の部分で嘘をつくとそれを繕う為に次から次へ嘘を重ねることになり、そうなると話に一貫性がなくなり答弁がしどろもどろになるのであろう。
今年の年末の政治ニュースは猪瀬さんで納めかと思っていたら安倍首相が就任1周年で靖国神社の参拝を実行した。
首相の靖国参拝に対し日本国内では賛否が拮抗しているようだが、諸外国の反応はおしなべて安倍さんに批判的である。
同盟国である米国が遺憾や残念と言う表現ではなく「失望している」との言葉は我が国にとっては想定外な事か。
英国、オーストラリア、EUの国々の反応も「アジアと世界の安定と平和に貢献すべき日本の行動としては明らかにマイナスである」と。
昨今、尖閣諸島や航空識別圏での中国の傲慢な行動に批判的で我が国の冷静な対応に好意的だった米国や欧州、アジアの国々の信頼を損ねたことは計り知れなく大きいだろう。
安倍さんは自らの信念を実行したのだろうが、参拝によって中国、韓国の反発を招き、欧米諸国の信頼を失い、最大の”売り”であるアベノミクスの経済の活性化にも悪影響が出るのでは”国益”を損なう行為と言わざるを得ないだろう。
特定秘密保護法、靖国参拝、集団的自衛権の容認、憲法改正、安倍さんの目指すものが絶対多数の安定政権のもとで次々と実行されていくことに少々危機感を感じざるを得ない。
昔の自民党は同じ党内でも懐が広く深く、互いに自制しあってきたものだが、昨今はこれが全く機能しない。
小選挙区の下では、執行部の方針に反対すれば公認されない可能性が高く選挙の事を考えれば執行部に従うしかないのが実態である。
小選挙区制度と言うのは即民意が反映され、政権交代がしやすい面があるが死票が出やすく、51%の得票率で圧倒的議席を得ることも可能なものであることが証明されている。
連立を組む公明党も政権与党にいることが絶対条件であり、ブレーキ役にもハンドル役にもならない事が証明された。
党利党略でなく我が国の現状と将来にとって選挙制度はどうあるべきか。当事者でる国会議員でない第三者が公平性、公正性、普遍性等の観点から選挙制度を決定することが必要でないかと考える昨今である。
何はともあれ世界が平和でありますように。
皆さん良いお年を迎えて下さい!



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