4年に一度の冬の祭典、ソチオリンピックもいよいよ終盤を迎えている。
未明にはフィギアスケートの浅田真央ちゃんがフリーで自己最高を記録したがSPでの失敗が響きメダルを逃がしたと伝えられた。
真央ちゃんのほか村上、鈴木両選手も健闘したがメダルには届かなかったようだ。
それでも日本は羽生結弦君の金メダルをはじめ総計8個のメダルを獲得し前回五輪を大幅に超えた。
五輪を迎えるにあたりテレビはじめマスコミは金、銀、銅メダルの予想やら、選手の練習の様子やら、はて又選手の私生活にまで踏み込んで取材合戦を過熱させてきた。
しかし、振り返って見れば取材の対象になったのは百数十人の選手の中でほんの1割にも満たない選手だけだったような気がする。
それは真央ちゃん、スキーのサラちゃん、葛西選手、スノーボードの平野、スピードスケートの長嶋、加藤選手などほんの一握りの選手だけだった。
そういった中で国民的には無名に近かったスノーボードパラレル大回転の美人選手竹内智香や平岡選手が見事にメダルを獲った。
マスコミの常だが視聴率の関係か話題性の高い選手だけを集中的に取材し国民に一方的に押し付けるのはいささか問題ありだと考える。日本にはマスコミ受けはしないかもしれないが世界に誇れる素晴らしいアスリートが真央やサラの他にもいっぱいいるのだから。
話題性や関心度で多少の濃淡が出るのは止むを得ないが、世界のトップレベルにある我が国のアスリートを出来るだけ紹介し応援するのはマスコミの大事な使命であると考える。
真央ちゃんやサラちゃん等若い選手がマスコミ報道の洪水で大きすぎる期待の重圧に押しつぶされたのかとついつい同情の念を持ってしまう。
マスコミには今回の結果を反省し、話題性のある特定の選手だけでなくコツコツと地道な努力と辛抱の末に五輪代表を勝ち取った多くのアスリートのそれぞれの人生の軌跡をそのまま数多く紹介して欲しいものだ。
五輪の後のニュースでロシアでプーチン大統領を批判する歌を始めようとしていた女性たちに対し、制服を着た警備係が鞭を振り回すなどして暴行を加え押し倒している映像が流された。
五輪の素晴らしい感動をぶち壊す下品で人権無視な行動である。以前からロシアは国内に問題が山積し治安が不安だと報道されていたが、終盤の五輪でテロでも起きないかと心配になった。
どこの国でも国内に諸問題を抱えているが、明らかに権力側の人間が無抵抗の女性たちに武器を使って暴行を加える実態は先進国には非ず、野蛮な国と言わざるを得ない。
五輪は平和の祭典である。スキーの競技中にスキー具が壊れたロシアの選手に横からカナダのコーチが手助けをして競技を続行した映像を見てスポーツの美しさ奥深さを感じただけに余計に残念である。
6年半後には東京五輪が開催される。施設の整備や豪華さを誇るのではなく、平和の中で選手も観客も皆興奮と感動の中に笑顔と安らぎを覚えるような成熟感のある東京五輪にしたいものである。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sunparksan.blog123.fc2.com/tb.php/114-9a0771ff