FC2ブログ
先日、大震災以来、3回目の旧行政区の懇談会が開催された。
私達の旧行政区は最大の被災地女川町の中心部に位置し、海岸線に分布する地域であり、3年前の大震災では津波の高さは20mに達したところです。
今回で3回目の開催。出席者は30人と一昨年、昨年と比べて漸減傾向にあるが、参加した多くの人が久しぶりに旧交を温めて楽しいひと時を過ごしたようだった。
ある人がしみじみと言った。”この3年間無我夢中ですごしてきたが、この頃になって悔しさが増してきた”と。
又ある人は”私達の地区は駅や役場など公共施設が近く本当に住みよい場所だった。失ってあらためて地域のコミュニティーの大事さを知った”と。
周りの人が一様に黙って頷いた。目頭が熱くなるのを感じた。
私達の旧行政区は100世帯、276人の地区だったが、全ての家屋、店舗が壊滅し28人の死者、行方不明者を記録した。旧地区民が元の場所に戻って生活することは絶対に有りえない地域なのです。
何故なら私達の旧地区は人が住むことが許されない災害危険区域の真っただ中なのです。
1年後には5,6メートルの盛土がされ今までの生活空間は将に地下になり、地上は国道や公園、商業エリアになるのです。
行政区剰余金はわずかしかなくなり、来年開催するにはすべて参加者が負担しなければなりません。
でも”懇談会の案内が来てから本当に待ち遠しかった。今日は一番良い服を着てきた”との言葉は冗談ではあるが世話役としては本当に暖かさを感じる言葉である。
このような声がある限り色んな知恵を絞りながら何とか次年も開催するよう頑張りたいと思う。
先週末、娘夫婦と孫と家内の5人で福島県の土湯温泉のMホテルに一泊してきた。
Mホテルも東日本大震災で大きな被害が有り、加えて放射能等の風評被害で1年8ケ月の休業を余儀なくされたそうである。
併し、従業員一同が”フクシマ”の大参事を乗り越えて懸命に頑張って客をもてなそうとしている姿に感動し、明日へのエネルギーを貰ったような気がした。
頑張ろう東北、頑張ろう宮城、福島、頑張ろう女川!




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sunparksan.blog123.fc2.com/tb.php/117-98c32baf