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2015.06.30 人の幸せは
今日は6月30日、一年の半分が終わろうとしている。
将に光陰矢のごとしだが”つい先日、お正月を迎えたのに早いねえ”と言うのは、高齢者の決まり文句らしい。

今日、家内の従姉妹のA子の火葬と葬儀に参列してきた。
彼女は来年還暦を迎える59歳の若さだった。
10年程前、40代後半で脳梗塞を患い左半身が不自由になったが、懸命にリハリビに取り組み車いすに乗りながらも家事全般が出来るまでに回復したところで、あの大震災に遭遇した。
A子の石巻の家は大津波で軒下まで水没して外形は残ったが全壊の被害。
親戚の家で世話になった後、狭く不自由な仮設住宅暮らしなどでストレスが蓄積したのか4年前、2回目の脳梗塞を発症した。
2回目の発症からは目に見えて回復することはなく、ここ1年は意識は薄れて行くばかりだったという。
40年ほど前、私の家内が次女を出産した直後、高校生だったA子は我が家に泊まり込みで身の回りの世話をしてくれた。
母親を幼くして失くした家内にとって出産などの非常時に親身になって助けてくれる同世代の親戚は本当に有難かった。
40代で体の自由を失くしたA子は数年前”こんな体になって悔しい”と言って涙ぐんだことを覚えている。
しかし船員だった夫は発症以来、船を下りて介護に徹し、二人の娘は共に結婚してそれぞれ2人、3人の子宝に恵まれた。
火葬にすべく棺が運ばれた時、4,5歳の孫達は肩を震わせて激しく泣いた。
祖母の死と言う事柄の重大さをどれほど理解していたのかは計り知れないが、目に見えない血の繋がり愛情の深さを感じた。
人生80年代の今日、わずか59年の生涯は余りにも短か過ぎるが、短いから病と闘い続けたから人生が不幸せだったとは言えないはずである。
献身的に介護を続けた寡黙な夫、若さに似合わずいつも気配りの効いた明るい2人の娘達、賑やかな5人の孫達はこの10年、A子を励まし看護することによって尚一層家族の絆を強めて行ったのかもしれない。
A子の家族にとってこの10年は辛い困難な歳月でもあったが、家族の強い絆を確かめ合った貴重な歳月でもあったやに思う。
明るく面倒見の良かったA子の59年の生涯は短くも誠実に懸命に生き抜いた誇れる生涯だったと確信する。
人生の幸せ、不幸せは年月の長さではなく、その中身が大切であり大事なのは周りの人々に何を残したかである。
心からご冥福をお祈りします。 合掌。

自民党の若手議員の勉強会で言論を封殺するようなとんでもない発言が出て世論の批判を浴びている。
衆参両院とも数で圧倒する自民党は精神的にも物理的にも明らかに激しく劣化している。
思い起こせば小泉チルドレン、小沢チルドレンと呼ばれた方々もいたようだが、今は何人が残っているか。
安倍チルドレンも次回の総選挙までの命だろうが、本当に嘆かわしい。
百田尚樹氏の「永遠のゼロ」は4年ほど前に読んだが、久しぶりに感動と興奮で一気に読み通した傑作だった。
しかし昨今の彼の発言には失望と言うより、憤慨を感じ得ない。
昨今の社会風潮が安部政権の出現により、尚一層右へ右へとなびいているのが気がかりである。
小選挙区制度の導入により幅広い民意を救い上げていた過っての自民党の懐の深さは影をひそめ、単細胞の匹夫の勇だけがまかり通る現況に強い危機感を持つのは思い過ぎだろうか。
戦後70年、多くの国民が平和ボケしてるのかもしれない。
国民一人一人が戦後のわが国の平和の歩みを検証し、平和の尊さを噛みしめて発言し行動したいものである。

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