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10月16日告示、25日選挙の女川町長選挙、町議会議員選挙、宮城県議会議員選挙のうち町長選挙と町議会議員選挙が無投票で終わった。
町議会議員選挙に立候補した私は率直に言って精神的にも経済的にも又肉体的にも楽をさせてもらった事になる。
20日現在、県議会議員選挙の石巻、女川選挙区が県下でも最激戦区として凌ぎを削ってるのを見ると本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今、本町は大震災からの復興に邁進中だから、選挙どころではないとの考えもあるが、本来的には町長も意思決定機関である議会の議員も住民の審判を受けて選ばれるべきは当然である。
選良と言われる所以である。
まして平成27年度は23年度から30年度までの復興期間の折り返し年度であり、今後の4年間で新しい再生女川の町が形作られる重要な時期である。
私自身や家内、家族にとっては大変有難いことだが、今後の町の将来を考えるとき”これで良かったのか”と、忸怩たる思いを持つ面もある。
本町に限らず地方の議会議員選挙で無競争になることが近年大変多くなってきた。
議員報酬の問題や定数、議会開催の日程や時間の問題等課題は色々あるが、要は議員という役職に過ってのような誇りと魅力がないのかと考える。
住民から町長はどんな仕事をしてるのかと言う疑問は聞こえてこないが、議員はどんな役割を担っているのか、果たして必要なのかと存在意義を問う声もある。
無競争当選の現状では今後の人口の推移にもよるが定数の削減は避けられないだろうか。
どんな小さな自治体にも住民から直接選挙によって選ばれた議員で構成する議会を置くことが憲法に規定されている。
戦後70年、地方自治の在り方が根本から問われているのである。
無競争で白紙委任された重みをしっかりと受け止めながら今後の議会の在り方を考えなければならないと思う。

今月初め、知り合いの大切な女性Mさんがガンで他界された、享年77歳であった。
その葬儀委員長を仰せつかったので、謹んでお引き受けし誠心誠意努めさせてもらった。
Mさんは25歳で結婚したが、結婚生活8ケ月で夫が病で急逝され、その後生涯独身を通した。
彼女は妊娠していたがその事を隠して内緒で出産した。
半世紀前の我が国は母子家庭に対する公的助成は少なく、Mさんはいろんな職業を転々としながらも、夫の忘れ形見を自力で立派に育て上げた。
生来、男勝りで明るいMさんは大変世話好きで、東に困っている人があれば親身になって相談にのり、西に悩んでいる人があれば心底寄り添いお世話をしてきた。
通夜の晩、あるいは葬儀の折、弔問客が後を絶たず、住職も驚くほど多かった。
住職は”Mさんは多くの人のお役にたったんですね”と呟いていた。
人間の価値とは何だろうか、財を築いたわけでもなく、役職を戴いたわけでもなく、功なり名を遂げたわけでもない。
しかしMさんは襲いかかった悲運にも負けず、努力と辛抱を重ねて、持ち前の前向きな思考で、お世話される側からお世話する側になったのでした。
棺に眠るそのお姿は長い闘病生活にもかかわらず、かすかに微笑みを含んだ優しく満足感に満ち溢れたものでした。
感謝、感謝、安らかにお眠り下さい、合掌。
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