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山々の緑が一段と深みを増し、一年の中で最も活気を感じる季節になってきた。
ここ3年間同居していた娘夫婦が、先月町内の公営住宅に転居したので以前のように夫婦二人だけの生活に戻ってしまった。
同じ屋根の下に5歳の孫が同居しているのといないのでは生活のサイクルと活気が全く違う。
夫婦二人だけの生活では家内も気が抜けたのか、スーパーに行く回数も極端に減り、食事を作る意欲さえも失ってしまったようだ。
プリンやアイスで常に一杯だった冷蔵庫ががらがらになった。
我が家の電気代、水道代などの光熱費も三分の二以下に減ったが、食糧費は半分以下だ。
小さい子供が一人いると言うことは、食料品に限らず消費が増えることであり、周りに活気にを与えることなのです。
世は将に少子高齢化の時代、本町は全3153世帯のうち65歳以上の独り暮らしは17,1%、539世帯、同じく二人暮らしは13,5%、 425世帯であり、65歳以上だけの世帯は全体の3割以上なのです。
高齢化社会はそれ自体が決して悲観すべきではない。医療が発達し社会経済が発展すれば社会は成熟しその延長線上にあるのが高齢化社会である。
問題は高齢化社会がイコール明るい長寿社会になっていないことである。
長寿社会を喜びながら若い人たちが子供を産み育てやすい環境作りを如何に実現するかが急務であろう。
又、我が国政治の大きな課題は、成熟した社会が元気な高齢者を増やしみんなで長寿を喜べる社会にしながら、少子化でない ”多子高齢化”の社会を実現することである。
我が家も娘夫婦はスープの冷めない距離、ある意味では理想的な世代間距離であるのでその関係を大事にしていきたいと思う。

先週、本年度の議会住民懇談会が終了した。
今年で15回目程の議会住民懇談会だろうか。
12人の議員が3人一組、4グループに分かれて町内25ケ所の集会所等で開催する議会と住民の懇談会である。
現在の町政全般に亘る課題や議会審議の様子等を語り合う懇談会だが、本町のそれは内容、人数等も全国町村議会の中でもかなり評価が高い。
町民のおよそ5%が参加する懇談会は全国的にも極めて希である。
3人の議員が各会場10人から30人の住民の声を聞き応えるのだから、結構勉強も必要だし緊張感もある。
こ議会住民懇談会の意義はかなり重要だが、少々マンネリ化しているのではと感じた。
何事も回数を重ねることは大事な事だが、同じことを同じようにやっていたのでは事実上劣化する。
常に内容を精査しながら努力し向上を目指さなければ、住民から見放されてしまうだろう。
本町はあの大震災から5年2ケ月が経過し、住民の環境や要望が大きく変化している。
仮設住宅の3割近くに空きが生じつつあるし、被災者の3割以上が新しい住居を得て新生活を始めた。
しかし、逆に言えば被災者の7割近くが5年以上たった今でも仮設住宅暮らしから脱し切れていない実態なのです。
最近、傘寿を迎えたばかりのHさんがが、災害公営住宅に入居を目前にして他界された。地道に誠実に事業を続け大震災で家も工場も全壊し廃業された方だった。
重い病気を持ったTさんも「2年後の災害公営住宅に入ることは不可能だ。仮設住宅から棺を出したくないのだが」と言って肩を落とした。
お二人とも小さな事業だが真面目に必死に働き立派な社会貢献をし大震災を契機に事業をやめた。
大震災後の数々の心労が、お二人の寿命に少なからず影響を与えたのは間違いないだろう。
本町は復興のトップランナーとして脚光を浴びている町でもある。
反面、町の中心部の大半が災害危険区域に指定され、新しい高台住宅地が山を切り崩し造成せざるを得ない為,
時間を要し、災害公営住宅等の建設が遅れたのも事実である。
高台造成地に次々に災害公営住宅や自立再建の家が建ち始め、駅前中心部が賑やかさを継続しているが、その陰で新しい住まいを待ち望みながら、そのかすかな夢も叶わず他界される方々も数多くおられることを常に肝に銘じながらこれからの復興を進めて行かなければならないとつくづく思う。
あれから5年、色々な環境の中で色々な事情を抱えて、懸命に頑張っている住民、被災者が数多くいることを忘れずに、これからもボチボチ進みましょうか。
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