桜前線も東北北部から北海道に移りつつあり、5月初旬の弘前城の桜は最高の見ごろらしい。
3月末からの桜開花の話題だから日本列島は南北に長く北海道と沖縄では気候がまるで違うことを再認識する。
南北で気候や気質に違いがあることは止むを得ないが、佐賀県出身の今村復興大臣の”東北でよかった”発言は驚きと共に悲しくあきれるばかりだ。
私達被災者の会話の中にも”東日本大震災は東北地方で、この位の被害だが首都圏だったら被害は数十倍だ、大津波や原発被害が夜だったら犠牲者は何倍もでた”等の話は時折出てくる。 ”東北で良かった”が余計なのです。
今村大臣も東北地方に対する悪意はなく、言わんとするところは理解できないわけではないが、大震災以来6年後の今日でも苦しみもがいている被災者にとっては到底受け入れられない暴言である。
彼は講演の中で東日本大震災の被害者の数を述べているが、極めて平面的、事務的で犠牲者に対する鎮魂や配慮は全く感じとれない。
つい先日”自主避難者は自己責任”と言って謝罪したことを思えば、そもそもこの方は復興大臣に相応しくなかったのだろう。
ところで大震災以来6年が経過したが、何人の大臣が登場しただろうか。
根本さん、高木さん、松本さん、平野さん、竹下さん、今村さん、吉野さん。
政権交代があったにせよ6年間で7人以上の大臣が変わるのだから、復興大臣は私ども被災者にとっては最大の頼みの綱ともいうべき救いの神だが、結果をみれば当選5,6回組のガス抜き用の形式的軽いポストだったのだろう。
昔から「白河以北一山百文」、東北以北は蝦夷地と呼ばれて蔑まれてきた歴史がある。
復興大臣や無理解の一部の政治家は物事をすべて中央からの目線で経済優先の合理性の観点から見ているのである。
率直に言って歴代の復興大臣は全て初入閣で、実績のない人ばかりであり、安倍さんが言う”安倍内閣の最重要政策は東日本大震災からの復興である”との叫び声は空念仏なのかと思ってしまう。
歴代の復興大臣であのヤクザのような言動をした松本氏を除けばすべて女川町を訪れており、私も末席でお目にかかったが、仮設住宅入居者とじっくり話し合った大臣は記憶にない。
概して視察は綺麗に整備された所を訪問することが多く、それでは被災地の現実は見えない。
現実として多忙のゆえ、じっくり腰を据えた滞在は無理だろうが、肉親を亡くし永年住み慣れた故郷を追われて生活再建の見通しも立たない底辺の被災者の声を一度でも聞いたら”東北でよかった” ”自主避難者は自己責任”の暴言は出てこない。
先日学芸員の事で失言した地方創生大臣、そして復興大臣、どちらも東京大学出身の分別盛りの熟年者である。
大臣適齢期で漸く入閣したので”大臣、大臣”と役職名で呼ばれて、SPまで付いて舞いあがったのだろうか。
私にとっても今回の発言は悔しいのと情けないのとで、少々僻み根性が入った後ろ向きな言動になっていると自分ながら感じる。
吉野新大臣は福島県いわき市出身で自らも被災者なので、被災者目線で判断できる人であり、現場主義を貫くと言明しているので大いに期待したいと思います。
今しがた会見した吉野新大臣は真剣な眼差しで真正面を見据えて力強く言った。「失った信頼を回復し最後の一人まで支援する」と。
後継大臣が「東北でよかった」


我が家の地元の孫がピカピカの一年生になって2週間余り経過し、今日も元気に学校の様子を話してくれるので、一安心しているが、昨年の9月に生まれたばかりのその弟がわずか7ケ月で保育園に通うと聞いて少々驚いている。
それぞれの家庭の事情があるのだが、1歳にも満たずに保育園に通う孫を不憫に思わざるを得ない。
1年生の孫には”知らない人に付いて行ってはダメ”と教えてきたが、先日の千葉県松戸市の保護者会会長の事件はひどすぎる。
保護者会会長で子供を見守る活動をしている人に子供が心を許すのはごく自然だろう。
そういった意味で今回のベトナム人リンちゃん殺人事件は罪が深い。
これからは”知り合いの人にも付いて行ってはダメ”と教えなければならないのか。
欧米の先進国の多くは小中学校の通学は全てスクールバスが常識と聞くが、日本もそうならざるを得ないかと心配する。
子供は未来のを担う大事な大事な宝物、優しく大事に厳しく温かく育てたいものです。

たった今、ニュースで我が国の報道の自由度は世界180国の中で72番目であると発表になった。
特定秘密保護法案やテロ等準備法案が影響しているらしいが、安倍内閣が発足してからその順位は下がる一方なのは残念である。
北朝鮮の最下位は納得できるが我が国の順位は低すぎる。
マスコミは時により過剰な偏った報道で批判を浴びることもあるが、国民の自由、人権、平和の観点からは報道の自由が保障され時の権力を監視するための情報を発信することは極めて重要な事であろう。
間もなくゴールデンウイークですが今年は全体に天気も良いようです。 事故なく楽しい連休になることをお祈りします。
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